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サウンドマスキングに工事は必要?工事不要で導入できる方法も解説

  • 執筆者の写真: 俊一 村越
    俊一 村越
  • 8月12日
  • 読了時間: 9分
サウンドマスキングの工事アイキャッチ

「サウンドマスキングを導入したいけれど、大掛かりな工事が必要なのでは?」

「賃貸オフィスなので、天井や壁に手を加えるのは難しい」


 サウンドマスキングを検討する際、このような工事への懸念を持つ方もいるでしょう。


 サウンドマスキングは、必ずしも工事が必要なわけではありません。従来の設備型だけでなく、必要な場所に設置する据え置き型や、市販のスピーカーを利用するアプリ型など、工事をせずに導入できる選択肢もあります。


 この記事では、サウンドマスキングの導入時に発生する工事や設置作業、工事不要型との違い、自社に合った方法を選ぶポイントについて解説します。



サウンドマスキングは工事が必要?主要サービスを調査


サウンドマスキング工事の様子

 サウンドマスキングの導入にどの程度の工事が必要なのか、国内で提供されている主要なサービス・製品の公開情報を調査しました。


◼︎工事・設置方法に関する調査結果

導入方法

工事・設置の傾向

設備型

・スピーカー設置や配線などの施工を伴う

据え置き型

大掛かりな工事は抑えやすいが、固定や電源工事などが必要な場合がある

アプリ型

・市販スピーカーを利用できるサービスでは、設備工事なしで導入できる

※各社公式サイトの公開情報をもとにした当社調査(2026年8月時点)。必要な工事・設置作業は製品や導入環境によって異なります。


◼︎工事の有無だけでなく、必要な作業まで確認する

 サウンドマスキングを検討する際は、「工事不要」という表記だけで判断せず、スピーカーの固定、配線、電源確保など、実際にどのような作業が発生するかを確認しておきましょう。

 特に既存オフィスや賃貸オフィスでは、天井や壁への施工が可能かどうかによって選べる方式が変わります。次章では、サウンドマスキングの導入時に発生する主な作業について詳しく見ていきます。


サウンドマスキングで発生する主な設置作業

サウンドマスキング工事の調整風景

 設備型のサウンドマスキングでは、具体的にどのような作業が発生するのでしょうか。代表的なものは、スピーカーの取り付け、配線・電源の確保、設置後の音響調整です。


◼︎スピーカーの取り付け

 設備型では、天井裏や天井面、OAフロアなどにスピーカーを設置します。設置する場所や台数は、対象となるエリアの広さやレイアウトによって変わります。


◼︎配線・電源の確保

 スピーカーやアンプなどを使用する場合は、機器を接続するための配線や電源が必要です。既存オフィスへ後付けする場合は、配線をどこに通せるかも事前に確認しておきましょう。


◼︎設置後の音響調整

 機器を設置した後は、対象エリアに合わせて音量などを調整します。サウンドマスキングは単にスピーカーを設置すればよいわけではなく、実際の聞こえ方を確認しながら設定することも導入工程のひとつです。



設備型・据え置き型・アプリ型のサウンドマスキング導入方法を比較

 サウンドマスキングの導入方式によって、必要な作業や導入後の運用方法も変わります。代表的な3つの方式を比較すると、以下のようになります。


導入方式

主な設置作業

導入後の変更

向いているケース

設備型

スピーカー設置・配線・調整

比較的難しい

オフィス全体など広範囲へ常設したい

据え置き型

専用機器の設置・電源確保など

比較的しやすい

特定エリアを中心に対策したい

アプリ型

アプリ・スピーカーの準備

しやすい

工事を避けて柔軟に運用したい

 どの方式が優れているかではなく、改善したい範囲やオフィスの利用方法に合わせて選ぶことがポイントです。



サウンドマスキングの工事あり・なしはどう選ぶ?判断したい3つのポイント

サウンドマスキング工事の判断ポイント

 工事を避けられることだけを理由に導入方式を決める必要はありません。オフィスの規模や利用期間、今後のレイアウト変更なども踏まえて検討しましょう。


◼︎【サウンドマスキング工事見極め①】オフィス全体か、一部エリアだけか

 オフィス全体など広い範囲へ常設する場合は、空間に合わせて設計できる設備型が候補になります。一方、打ち合わせスペースや特定の執務エリアなど、改善したい場所が限定されている場合は、据え置き型やアプリ型も選択肢になります。


◼︎【サウンドマスキング工事見極め②】レイアウト変更の可能性があるか

 固定した設備は安定して運用しやすい反面、レイアウト変更時に移設などの対応が必要になることがあります。座席配置や用途を頻繁に変更するオフィスでは、スピーカーの位置を変更しやすい方式も検討するとよいでしょう。


◼︎【サウンドマスキング工事見極め③】賃貸オフィスで工事が可能か

 賃貸オフィスでは、天井や壁への施工について管理会社やオーナーへの確認が必要になる場合があります。工事の可否だけでなく、退去時の原状回復や申請手続きについても事前に確認しておくと安心です。



工事不要のサウンドマスキングが向いているケース

サウンドマスキング工事不要の例

 工事不要型は、既存オフィスへの後付けや部分的な導入など、設備工事を前提としない使い方に適しています。ここでは、特に相性のよいケースを紹介します。


◼︎【工事不要サウンドマスキング①】既存オフィスへ後付けしたい

 すでに稼働しているオフィスでは、工事によって業務へ影響が出ることもあります。大掛かりな施工を必要としない方式であれば、既存の環境を大きく変えずに導入しやすくなります。


◼︎【工事不要サウンドマスキング②】一部のエリアから始めたい

 音環境の課題がオフィス全体ではなく、執務エリアや打ち合わせスペースなどに限定されている場合は、必要な場所だけに導入する方法があります。

 実際に、オープン空間へスポット的に導入することを想定した製品も提供されており、サウンドマスキングは必ずしもオフィス全体への設備導入を前提とするものではありません。


◼︎【工事不要サウンドマスキング③】レイアウト変更に柔軟に対応したい

 フリーアドレス化や増床などでレイアウトを変更する可能性がある場合、固定設備では移設作業が発生することがあります。スピーカーの設置場所を変更できる方式であれば、オフィスの使い方に合わせて音環境も調整しやすくなります。



サウンドマスキング導入前の工事可否チェックリスト

サウンドマスキング工事のチェックリスト

 導入方式を検討する前に、自社のオフィスでどこまで施工できるのかを確認しておきましょう。特に賃貸オフィスでは、管理会社への確認や原状回復の条件もチェックしておく必要があります。


 工事に制約があるからといって、サウンドマスキングそのものを諦める必要はありません。条件を整理したうえで、設備型・据え置き型・アプリ型から導入可能な方法を検討しましょう。


工事不要で導入したサウンドマスキングのケーススタディ

工事不要サウンドマスキングの検証結果

 工事不要型のサウンドマスキングは、既存のオフィス設備を大きく変更せずに導入できる点が特徴です。ここでは、市販のスピーカーを活用した「KESHIKI soundmasking」の検証事例から、実際にどのような環境へ導入したのかを紹介します。


◼︎【サウンドマスキング活用例①】執務エリアへ市販スピーカーを使って導入

【課題】

・静かすぎることで気分転換しづらい

・集中したい場面でも周囲が気になる


【導入内容】

・執務エリアに「KESHIKI soundmasking」を導入

・市販のスピーカーを使用


【検証結果】

利用者からは「リラックス効果を感じ、特に集中が必要な作業時に役立った」というコメントが得られました。


今回の検証では、市販のスピーカーを活用し、既存の執務エリアへ導入しています。専用設備を新たに施工しなくても運用できるため、現在のオフィス環境を活かしながらサウンドマスキングを取り入れる方法のひとつといえます。


◼︎【サウンドマスキング活用例②】会議スペースとリフレッシュエリアで使い分け

【課題】

・執務エリア内の打ち合わせスペースやリフレッシュエリアの利用頻度を高めたい


【導入内容】

・会議スペースとリフレッシュエリアに「KESHIKI soundmasking」を導入

・市販のスピーカーを使用


【検証結果】

利用者からは「音があることで周囲が気になりにくくなり、明るいテンポの曲でリラックスできました」というコメントが寄せられました。


この事例では、用途の異なる2つのエリアでサウンドマスキングを運用しています。固定設備を前提としないため、オフィス全体を一律に施工するのではなく、音環境を整えたい場所に合わせて導入できることも工事不要型の活用方法のひとつです。


サウンドマスキングの工事に関するFAQ

サウンドマスキング工事のFAQ

 最後に、サウンドマスキングの工事や設置方法について、導入前に確認しておきたい疑問にお答えします。


◼︎Q1.サウンドマスキングは必ず工事が必要ですか?

A.必ずしも必要ではありません。設備型ではスピーカー設置や配線などの工事を伴う場合がありますが、据え置き型やアプリ型など、工事をせずに導入できるサービスもあります。


◼︎Q2.賃貸オフィスでも導入できますか?

A.導入できます。ただし、天井や壁への施工を伴う場合は、管理会社やオーナーへの確認が必要になることがあります。工事が難しい場合は、建物に手を加えずに利用できる方式を検討するとよいでしょう。


◼︎Q3.既存オフィスへ後付けできますか?

A.可能です。設備型を後付けできるケースもありますが、施工内容は建物によって異なります。据え置き型やアプリ型であれば、既存設備への影響を抑えて導入できる選択肢もあります。



まとめ|サウンドマスキングは工事不要で導入できる選択肢もある

神山聴景事務所のサウンドマスキングアプリ「KESHIKI soundmasking」

 サウンドマスキングは、必ずしも大掛かりな工事を必要とするものではありません。設備型のほか、据え置き型やアプリ型など、既存オフィスへ導入しやすい方法もあります。


 設備型は広い範囲へ常設したい場合に適している一方、既存オフィスへの後付けや一部エリアへの導入、レイアウト変更への対応を重視する場合は、工事不要型も選択肢になります


 神山聴景事務所が提供する「KESHIKI soundmasking」は、市販のスピーカーと専用アプリで利用できる、工事不要のオフィス向けサウンドマスキングサービスです。執務エリア、打ち合わせスペース、リフレッシュエリアなど、空間の用途や利用状況に合わせて音環境を整えられます。


【KESHIKIがオフィスにもたらすメリット】

①集中しやすい環境づくり

②プライバシー空間の保護

③静かすぎる空間のストレス軽減

④打ち合わせスペースなどの利用しやすさ向上


 オフィスの音環境に課題を感じている方は、音環境改善の選択肢として、ぜひ一度KESHIKIをご検討ください。以下より資料ダウンロードと2週間のトライアルが可能です。




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