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【入門編】サウンドマスキングの価格・費用相場は?導入方式ごの違いや選び方を解説

  • 執筆者の写真: 俊一 村越
    俊一 村越
  • 8月9日
  • 読了時間: 12分
サウンドマスキングの価格アイキャッチ

「サウンドマスキングを導入したいけれど、費用はどのくらいかかるのだろう」

「調べてみると値段に差があるのが分かったけれど、違いがよく分からない」


 オフィスへのサウンドマスキング導入を検討する際に、このような疑問を持つ方は少なくありません。


 サウンドマスキングの価格に幅があるのは、導入方法や対象エリア、工事の有無などが異なるためです。そのため、「価格が安いか高いか」だけで比較すると、自社に合わない方式を選んでしまう可能性があります。


 そこで本記事では、国内で提供されている主要なサウンドマスキングサービスを調査し、価格や導入方式の違いを整理しました。その調査結果をもとに、費用相場の考え方や、導入時に確認しておきたいポイントをわかりやすく解説します。



サウンドマスキングの価格相場は導入方式によって大きく異なる【主要サービス調査】


サウンドマスキングの価格比較をしている様子


 サウンドマスキングには、月額制のサービスから専用設備を設置するシステムまで、さまざまな導入方式があります。提供形態が異なるため、価格だけで単純に比較することはできません。

 ここでは、国内の主要なサウンドマスキングサービス・製品について、価格の公開状況や導入方式を比較します。


◼︎主要サービスの調査結果

 2026年7月時点で、国内の主要なサウンドマスキングサービス・製品8件を調査した結果は以下の通りです。


調査項目

調査結果

調査対象サービス数

8

価格・参考価格を公開

2

個別見積もり対応

6

月額料金を公開

1

工事不要と明記

3

市販スピーカー対応

1

無料トライアル・貸出あり

3

※当社が各社公式サイトの公開情報をもとに作成。価格や提供内容は調査時点の情報です。詳細は各社へお問い合わせください。


◼︎公開情報から見る価格帯の目安

導入方式

費用感(目安)

設置型

約100万円〜

据え置き型

数十万円〜

アプリ型

月額数千円〜

※当社が各社公式サイトの公開情報をもとに作成。価格や提供内容は調査時点の情報です。詳細は各社へお問い合わせください。


 公開されている価格を比較すると、設備型では100万円前後から導入を検討するケースが見られる一方、工事不要のアプリ型では月額数千円から利用できるサービスもあります。このように価格帯が大きく異なるのは、導入方法や対象範囲、必要な設備がそれぞれ異なるためです。


◼︎価格に幅がある3つの理由

 今回の調査では、サウンドマスキングの価格差は主に次の3つの要因によって生まれていることが分かりました。


・工事の有無

天井へのスピーカー設置や配線工事が必要な場合は、施工費や調整費も発生する


・導入する範囲

オフィス全体か、もしくは一部エリアかによって、必要な機器やスピーカーの台数が異なる


・料金体系

設備を購入する方式と、月額制で利用する方式では、初期費用やランニングコストが変わる


 このように、サウンドマスキングの価格は製品そのものではなく、「どのような方法で、どの範囲に導入するか」によって大きく変わります。そのため、価格を比較する際は、金額だけでなく費用に含まれる内容まで確認することが大切です。


サウンドマスキングの導入にかかる主な費用

サウンドマスキング価格の内訳イメージ

 前章で紹介したように、サウンドマスキングの価格は導入方法によって大きく異なります。その理由は、サービスごとに費用に含まれる内容が異なるためです。

 ここでは、導入時によく発生する費用を4つに分けて解説します。


◼︎【サウンドマスキング費用の内訳①】機器・システム本体の費用

 サウンドマスキングの導入では、まず機器やシステム本体の費用が発生します。

 設備型では専用スピーカーやコントローラー、アンプなどが必要ですが、工事不要型では市販スピーカーや既存機器を使える場合もあります。

 価格を比較する際は、本体価格だけでなく、どこまでの機器が含まれているかも確認しておきましょう。


◼︎【サウンドマスキング費用の内訳②】設置・工事の費用

 設備型のサウンドマスキングでは、スピーカーの設置や配線などの施工費が発生する場合があります。

 施工内容は、導入するエリアや建物の構造によって変わるため、費用も一律ではありません。また、営業時間外での施工や夜間工事が必要な場合は、追加費用が発生するケースもあります。

 一方、工事不要型では、この費用が不要となる場合があります。


◼︎【サウンドマスキング費用の内訳③】音響調整・導入サポートの費用

 サウンドマスキングは、機器を設置するだけでなく、対象エリアに合わせた音量や音の広がり方の調整が重要です。

 サービスによっては、現地調査や導入時の音響調整、運用開始後のサポートが費用に含まれている場合もあります。見積もりを比較する際は、どこまで対応してもらえるのかも確認しておくと安心です。


◼︎【サウンドマスキング費用の内訳④】導入後のランニングコスト

 初期費用だけでなく、導入後に継続して発生する費用も確認しておきたいポイントです。

 設備型では保守や点検費用がかかる場合があり、月額制サービスでは利用料金が継続的に発生します。また、レイアウト変更や対象エリアの拡張に伴い、追加の調整や機器が必要になることもあります。

 価格を比較する際は、導入時の金額だけでなく、数年間利用した場合の総費用もあわせて確認すると、自社に合った導入方法を選びやすくなります。



サウンドマスキングの価格相場は?|導入方式ごとの特徴も比較

サウンドマスキング価格の導入予定地でのプレゼンイメージ

 サウンドマスキングには、設備型・据え置き型・アプリ型など複数の導入方式があります。それぞれ価格だけでなく、導入方法や運用方法も異なるため、自社のオフィス環境や導入目的に合わせて選ぶことが大切です。


◼︎【サウンドマスキングの価格相場①】設備型は100万円〜が目安

 設備型は、施工費を含めて100万円〜がひとつの目安です。オフィスの広さや必要な機器の数、施工内容によっては、さらに費用が大きくなることもあります。

 オフィス全体など広い範囲に導入しやすく、空間に合わせてスピーカーの配置や音響環境を設計できるのが特徴です。新築や移転、大規模なオフィス改修に合わせて、音環境を設備の一部として整えたい場合に向いています。

 一方、施工を伴うため、費用だけでなく導入までの期間も見込んで計画する必要があります。


◼︎【サウンドマスキングの価格相場②】据え置き型は数十万円〜が目安

 据え置き型は数十万円〜が目安で、機器の種類や設置台数によって費用が変わります。

 専用機器を必要な場所に設置できるため、会議スペースや特定の執務エリアなど、対象を絞った対策に向いています。

 設備型と比べて導入しやすい製品もありますが、対象範囲が広がれば必要な機器も増えます。見積もりを取る際は、機器単体の価格だけでなく、必要台数を含めた総額を確認しておきましょう。


◼︎【サウンドマスキングの価格相場③】アプリ型は月額数千円〜が目安

 アプリ型は、月額数千円〜利用できるサービスがあります。市販のスピーカーを活用できるタイプであれば、専用機器の購入や施工にかかる初期費用を抑えやすくなります。

 工事不要で、執務エリアや打ち合わせスペースなど必要な場所から始めやすく、レイアウト変更にも対応しやすい点が特徴です。

 一方、月額制の場合は利用期間に応じて費用が発生します。初期費用だけでなく、想定する利用期間を踏まえて総コストを確認しておきましょう。


◼︎価格だけでなく、導入する範囲や運用方法も比較する

 設備型・据え置き型・アプリ型では、費用だけでなく得意とする導入方法も異なります。

 オフィス全体の音環境を設備として整えたい場合は設備型、専用機器を使って特定の場所を対策したい場合は据え置き型、工事をせず柔軟に運用したい場合はアプリ型が候補になります。

 単純な金額の高低だけではなく、改善したい範囲や利用期間、レイアウト変更の可能性なども踏まえて、自社に合った方式を比較しましょう


※費用感は各社公式サイトの公開情報をもとにした当社調査(2026年7月時点)。導入規模やオフィス環境によって費用は異なります。


サウンドマスキングの費用を比較するときのポイント

サウンドマスキング費用の比較ポイント

 見積金額だけで判断すると、自社に合わない導入方法を選ぶ可能性があります。ここでは、比較時のポイントを紹介します。


◼︎【価格比較ポイント①】初期費用だけでなく、運用コストも確認する

 導入時の費用が安く見えても、月額利用料や保守費用などを含めると、数年後の総費用が高くなる場合があります。一方で、初期費用が高い設備型でも、長期間利用することでコストを抑えられるケースもあります。

 導入時の金額だけではなく、「3年後・5年後にどのくらいの費用がかかるか」という視点を持つことも意識しましょう。


◼︎【価格比較ポイント②】価格に含まれる内容を確認する

 見積書を見る際は、機器代だけでなく、施工費や音響調整、導入後のサポートまで含まれているかを確認しましょう。サービスによっては、現地調査や初期設定、導入後の調整が標準で含まれている場合もあれば、オプションとなる場合もあります。

 価格だけで判断するのではなく、「その金額でどこまで対応してもらえるのか」を比較することが大切です。


◼︎【価格比較ポイント③】まずは一部のエリアから検証する方法もある

 サウンドマスキングは、オフィス全体へ一度に導入する方法だけではありません。会議スペースや執務エリアなど、課題が大きい場所から導入し、実際の運用や従業員の反応を確認したうえで、対象エリアを広げていく方法もあります。

 特に、「自社のオフィスでどの程度効果が得られるか確かめたい」という場合は、小規模な検証から始めることで、導入後のイメージを具体的に持ちやすくなります。



サウンドマスキング見積もり前チェックリスト

サウンドマスキング価格のチェックリスト

 サウンドマスキングは、導入方法や対象エリアによって必要な費用が変わります。見積もりを依頼する前に、自社の要件を整理しておくことで、導入方法の検討やサービス比較がしやすくなります。


 整理した条件を具体的に伝えることで、自社に合う導入方式や複数サービスを比較しやすくなります。



サウンドマスキング導入事例|工事不要で始められる音環境改善

サウンドマスキング価格の検証結果

 サウンドマスキングは、必ずしもオフィス全体へ一度に導入する必要はありません。特にアプリ型のサービスでは、執務エリアや打ち合わせスペースなど、課題のある場所から導入を始めることもできます。

 ここでは、工事不要で導入できるアプリ型のサウンドマスキングを活用した検証事例をご紹介します。スモールスタートによる運用イメージや、利用者の反応を参考にしてみてください。


◼︎【サウンドマスキング活用事例①】執務エリアで試験導入

【課題】

・静かすぎることで気分転換しづらい

・集中したい場面でも周囲の会話が気になる


【導入内容】

・執務エリアにKESHIKI soundmaskingを導入

・市販スピーカーを使用

・週3回の運用


【検証結果】

利用者からは「リラックス効果を感じ、特に集中が必要な作業時に役立った」というコメントが寄せられました。

また、継続利用を希望する声もあり、まずは執務エリアの一部で運用しながら、音環境の改善効果を確認できる可能性が示されました。


◼︎【サウンドマスキング活用例②】会議スペース・リフレッシュエリアでの検証事例

【課題】

・執務エリア内の打ち合わせスペースやリフレッシュエリアの利用頻度を高めたい


【導入内容】

・打ち合わせスペースとリフレッシュエリアへKESHIKI soundmaskingを導入

・市販スピーカーを使用

・毎日運用


【検証結果】

利用者からは「音があることで周囲が気になりにくくなり、明るいテンポの曲でリラックスできた」との声が寄せられました。

空間ごとに音環境を使い分けることで、それぞれの用途に応じた快適性や利用しやすさの向上につながる可能性が示されました。


サウンドマスキングの価格に関するFAQ

サウンドマスキング効果のFAQ

 最後に、サウンドマスキングの価格や導入方法について、よくいただく質問にお答えします。


◼︎Q1. サウンドマスキングの費用相場はいくらですか?

A. 導入方式によって異なりますが、設備型は約100万円から、据え置き型は数十万円程度、工事不要のアプリ型では月額数千円から利用できるサービスがあります。改善したい範囲や導入方法によって適した価格帯は変わるため、金額だけでなく導入内容もあわせて比較することが大切です。


◼︎Q2. サウンドマスキングは初期費用以外にも費用がかかりますか?

A. サービスによって異なります。設備型では保守・メンテナンス費用が発生する場合があり、月額制サービスでは利用料金が継続的にかかります。見積もりを比較する際は、初期費用だけでなく、導入後のランニングコストも確認しましょう


◼︎Q3. 小規模オフィスでも導入できますか?

A. はい。小規模オフィスや一部のスペースから導入できるサービスもあります。特に工事不要のタイプでは、執務エリアや打ち合わせスペースなど、必要な場所から始められるため、小規模オフィスでも導入しやすい選択肢となっています。


◼︎Q4. 工事をしなくてもサウンドマスキングは導入できますか?

A. 近年は、市販のスピーカーと専用アプリを活用し、工事不要で導入できるサービスも登場しています。一方で、オフィス全体へ常設したい場合は設備型が適しているケースもあります。オフィスの規模や改善したい範囲に合わせて選びましょう



まとめ|サウンドマスキングは価格だけでなく導入方法まで比較することが大切

神山聴景事務所のサウンドマスキングアプリ「KESHIKI soundmasking」

 サウンドマスキングの価格は、一律ではありません。設備型・据え置き型・アプリ型など、導入方式によって必要な機器や工事、運用方法が異なるため、費用にも大きな幅があります。

 そのため、「価格が安いか高いか」だけで判断するのではなく、改善したい場所やオフィスの規模、運用方法に合った導入方式を選ぶことが重要です。


 特に、まずは一部のエリアから始めたい場合や、工事が難しいオフィスでは、工事不要で導入できるサービスも有力な選択肢になります。


 神山聴景事務所が提供する「KESHIKI soundmasking」は、市販のスピーカーと専用アプリで利用できる、工事不要のオフィス向けサウンドマスキングサービスです。執務エリア、打ち合わせスペース、リフレッシュエリアなど、空間の用途や利用状況に合わせて音環境を整えられます。


【KESHIKIがオフィスにもたらすメリット】

①集中しやすい環境づくり

②プライバシー空間の保護

③静かすぎる空間のストレス軽減

④打ち合わせスペースなどの利用しやすさ向上


 オフィスの音環境に課題を感じている方は、音環境改善の選択肢として、ぜひ一度KESHIKIをご検討ください。以下より資料ダウンロードと2週間のトライアルが可能です。




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